- 会社のコミュニケーションを活発化したい
- 新入社員のために何か良い研修はないだろうか
このように考えている企画担当の方におすすめしたいのが、体を動かすチームビルディングです。
体を動かしながら行う研修は、座学形式よりリラックスしやすく、アイスブレイクにもなるメリットがあります。
社員同士の積極的なコミュニケーションを促進する目的に最適ですが、具体的にどのような企画を考えればいいのかわからないですよね。
そこで今回は体を動かすチームビルディングのメリットだけでなく、実際のアイディア例も紹介します。
企画にお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
目次
体を動かすチームビルディングを行うメリットと効果
体を動かすチームビルディングには、以下3つのメリットがあります。
- チームで共通の経験を共有できる
- 運動することでリフレッシュ・リラックスが見込める
- メンバーのプライベートな一面が見えて相互理解が深まる
体を動かすチームビルディングは、室内研修と比べてリフレッシュ・リラックス効果が高く期待できます。
座学研修ではワークやゲームを企画しても、なんとなく勉強や仕事をしている感覚に陥ってしまいがちです。
「もっと盛り上がると思ったんだけど、みんな雰囲気堅いなぁ……」
飲み会や懇親会でも、このように期待していた効果が得られなかったことはありませんか?
体を動かすチームビルディングなら、早いうちに緊張感をほぐし、社員が素を見せやすい雰囲気を作り出せます。
体を動かすチームビルディングはアイスブレイクにも有効
体を動かすチームビルディングは、チームの連携を強めるだけでなく、まだ交流の浅い人同士のアイスブレイクにも有効です。
新入社員研修や新しい部署の懇親イベントを企画する際は、ぜひ体を動かす内容を盛り込みましょう。
アイスブレイクを目的とする場合は、次のようなポイントに気をつけて考えてみてください。
- チームを作る際はあまり関わりのない人同士を組み合わせる
- 話していない人がいないようチーム替えを行う
- 相手のことを知れるワークを入れる
全員と仲良くしなければいけないわけではありませんが、できるだけコミュニケーションに不平等や偏りをなくすことが重要です。
身体を動かすアクティビティ系のチームビルディングの事例
それでは実際に、体を動かすチームビルディングにはどのような例があるか見てみましょう。
- アウトドア体験
- フィールドワーク
- マラソン大会
- 条件プレゼン
それぞれどのようなメリット、特徴があるかを解説していきますので、自社の雰囲気に合いそうなものを探してみてください。
アウトドア体験(屋外)
自然の中でトレッキングやハイキング、ウォータースポーツなどを楽しむチームビルディングです。
小旅行気分を味わえたり、自然の中でリフレッシュできたり、まるで遠足のようなワクワクが感じられます。
研修としてアウトドア体験をするなら、企画方法は以下2通りです。
- 施設を予約してプログラムは自社で組む
- チームビルディング研修プログラムを予約してお任せする
自社でスケジュールを組む方が自由では高いものの、時間がかかるので、研修プログラムの利用をおすすめします。
BSCウォータースポーツセンターでは、カヌーやナイトハイクなどのアクティビティを盛り込んだのチームビルディング研修を提供しています。
2時間〜1泊2日とスケジュールに合わせてプログラムを組めるので、時間のない企業でも安心して導入可能です。
フィールドワーク(屋外)
フィールドワークとは、現場での調査や分析を実際にやってみる研修です。
実地に足を運んで活動するので、体を動かす作業を含みます。
アウトドア体験に比べ、研修要素が強いのが特徴です。基本的な流れは次の通りで、実務に役立つ内容をワークします。
- オリエンテーション
- 勉強を伴う事前準備
- 現地調査
- レポート作成
- プレゼンテーション
単純に社員の仕事に対する能力は伸ばしやすいものの、スケジュールがタイトだとリラックス効果もなく、ただつらい研修になってしまいがちです。
サポートはしつつもクオリティを求めすぎず、社員に裁量を持って動いてもらいましょう。
できるだけ座学の時間を少なくして、コミュニケーションが取れる時間を確保するのがポイントです。
マラソン大会(屋外)
「業務の一環という雰囲気は嫌だな……。とりあえず社員みんなで体を動かして楽しみたい」
こんな考えを持っている場合は、マラソン大会がおすすめです。
備品のレンタルや会場の設営が運動会ほど大変でなく、学生時代のように童心にかえって楽しめます。
マラソンといっても社員に合わせて距離や形式は工夫できます。
例えば、全員一律10km走るのではなく、チームで20kmを走る駅伝形式もおすすめです。
事前に体力についてアンケートをとり、戦力を分散させてチームを作りましょう。
チームごとに誰がどのくらい走るかを決めさせれば、自然にコミュニケーションをとってくれます。
研修色を取り除きたい場合にマラソン大会は最適です。
条件プレゼン(屋内)
最後に、屋内でもできる体を動かすチームビルディングとして、条件プレゼンを紹介します。
参加者を数人のチームに分けて、事前に伝えたキーワードを含んだプレゼンテーションを考えて披露してもらうゲームです。
例えば「亀 箱 老化」というキーワードが与えられた場合、その3つの言葉を盛り込んだプレゼンテーションを考えます。
ただ「浦島太郎」を紹介するだけだと面白くならないので、オリジナリティのあるプレゼンを作らなければいけません。
プレゼン能力が磨かれる一方、人前に出ることが苦手な社員が多かったり、社員同士の関係が希薄だったりする場合は、精神的な苦痛を与える可能性があります。
注意しつつ進めましょう。
大人数でも少人数でも行えるスポーツ型のチームビルディングが人気
アウトドア体験のような大人数でも少人数でも開催できるスポーツ型のチームビルディングが人気です。
スポーツを伴わない体を動かすアクティビティには、企画が大変だったり、やらされている感覚を与えてしまったりといったデメリットがあります。
スポーツという娯楽要素を組み込むだけで、社員が参加を気負わなくなる効果が見込めるので、これから企画するならスポーツ型チームビルディングがおすすめです。
まとめ
体を動かすチームビルディングは、緊張がほぐれて社員の素を引き出しやすいため、アイスブレイクにも最適です。
研修アイデアとして、次の4つを紹介しました。
- アウトドア体験
- フィールドワーク
- マラソン大会
- 条件プレゼン
特におすすめなのは、アウトドア体験やマラソン大会といったスポーツ型のチームビルディングです。
スポーツという娯楽があることで、社員が素直にアクティビティを楽しめます。
BSCにはチームビルディングを目的としたプログラムがあります。
チーム内の良質なコミュニケーションを活性化させたい企業の方は、ぜひBSCのチームビルディング研修をご覧ください。