もう悩まないチームの目標共有方法とは?導入のメリットと目標共有におすすめのアプリ・ツールまとめ

どんなチームにも目標が必要です。
目標が無いとチームがどこに向かえばよいか分からないからです。

目標を達成するためには、チームの間で認識のズレや温度差があるのはよくありません
しかし、チームに人が増えれば増えるほど、ズレや温度差無いチーム運営が難しくなっていきます。

チーム全員が一致団結して、円滑に目標を共有するには、適切な目標の設定と、プロジェクトを視覚化しなくてはなりません

この記事では、目標の設定方法と、おすすめのプロジェクト管理ツールを紹介します。

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チームにおける目標共有の大切さ・メリット

チームとは、個人だけでは成し遂げられないプロジェクトを達成するために結成されます。

まずは、チームでの目標共有の大切さ・メリットについて整理していきましょう。
以下の3つについて解説します。

  • チームワークの向上
  • チームの相互理解を深める
  • チームへの帰属意識の向上

チームワークの向上

チームが成果を出すためには、全員が統一された具体的な目標に向かって突き進む必要があります
一般的にチームの規模が大きくなるほど、統率が難しくなっていきます。
目標ややる気がズレてしまい、チームワークがバラバラになってしまうからです。

目標の共有はモチベーションを統一し、チームワークの向上につながります

チームの相互理解を深める

目標の共有はお互いを尊重・理解し合うことでもあります。
優秀な人間がたまたま集まっただけでは、チームと呼べません。

チームワークを深めるには、目標共有を通してコミュニケーションすることが重要です。
「今◯◯さんは目標達成のために何をしているのか?」「なぜこの仕事をやっているのか?」などが明確になっていないと、チームの人間が疑心暗鬼になってしまいます。

チームの相互理解は、チームワークを高めます。

チームへの帰属意識の向上

明確な目標は、チームへの帰属意識を向上させるファクターです。
「グループに属している仲間だ」という認識が根付いていると、目的達成へのモチベーションが高まります。

帰属意識が高いと自分の仕事を責任持ってこなすようになるため、チームの達成度も上がります。
チームの中に居場所があるだけで、人は自分の役割に意味を見出します

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効果的な目標設定・共有方法

チームの達成度を上げるために、効果的な目標設定・共有方法とはなんでしょうか。
リーダーは以下の3つを実践してみてください

  • SMARTの法則を使う
  • 写真・動画などを用いた視覚化(ビジュアライズ)を実施する
  • 上司が個々の目標のマネジメントをする

SMARTの法則を使う

ジョージ・T・ドランが提唱した「SMARTの法則」とは、目標設定の方法を以下の5つの単語で表したものです。

  • Specific(具体的、明確な)
  • Measurable(計測できる)
  • Achievable(達成可能な)
  • Relevant(関連する)
  • Time-bound(期限がある)

例としては「今週中に新規受注を◯件達成する」「今月は▲▲部門で■■スキルを持つ技術者を◯人採用する」といった目標が挙げられます。

新規受注を◯件達成するにはどうしたらいいでしょうか。
あるいは達成できたら?できなかったら?

具体的な目標の設定はPDCAサイクルが回しやすくなります

写真・動画などを用いた視覚化(ビジュアライズ)を実施する

目標を設定したら、視覚化に挑戦してみてください

受注件数がKPIなら、1日の受注件数をグラフにし目標まであと何件かをホワイトボードに書き出してみましょう
今日中に達成したいタスクがあるのなら、タスク管理ツールを使って視覚化してみるのです。
目標をイメージしやすいよう、写真や動画にしてみるのもいいでしょう

目標が図や表などで現れていると達成・未達成が明確になるので、やる気がアップします。

上司が個々の目標のマネジメントをする

リーダーは個々の目標をマネジメントする役割を担いましょう

例えば、「Aさんは今週のKPIをすでに達成しているが、Bさんはきびしそう」「Aさんが達成できた理由をヒアリングすれば、Bさんの業務に生かせないか」このように、目標達成状況を1日の業務の終わりに確認し、その原因を考えましょう。

上司が自分のことを見ててくれる環境は、チームに安心感を与えます
目標達成できている人には適切な評価をし、つまづいている人とは原因を一緒に考えてみてください。

目標共有にはプロジェクト管理ツールを使おう

オフィスワークではテレワークが進み、タスクの進捗状況が見えづらくなっています。
そこで使われているのが「プロジェクト管理ツール」です。

本記事では、以下の3つに絞って紹介します。

  • Backlog
  • Redbooth
  • Trello

Backlog

名称 Backlog(バックログ)
料金 ¥11,800/月(スタータープラン)、¥19,800/月(プレミアムプラン)など
特徴 ・プロジェクトの状況を1つのツールで一括管理

・シンプルで直感的に使えるシステム

・ガントチャートやマイルストーン、カンバンボードなどで進捗状況が一目瞭然

ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツールが「Backlog(バックログ)」です。
ウェブ制作、広告代理店や新聞社などのさまざまな業種で導入実績があります。
Backlog Wikiという機能は、チームで文書を共有するのに便利です。

Redbooth

名称 Redbooth(レッドブース)
料金 9USD/月(FORプラン)

15USD/月(BUSINESSプラン)

特徴 ・タスクの進捗状況が優先度別に分かる

・どの工程に何時間かけたかが見れる

・RedboothとZoomを連携してビデオ会議も可能

「Redbooth(レッドブース)」は海外で使われているタスク管理ツールです。
日本語版は無く、英語版のみの提供がされています。

Trello

名称 Trello(トレロ)
料金 0USD/月(Freeプラン)

10USD/月(Business Classプラン)

特徴 ・カンバン方式のタスク管理ツール

・使い方はカードを動かすだけ

・タスク管理にのみ特化しているので、シンプルで使いやすい

世界中で100万人以上に使われている「Trello(トレロ)」は有名なタスク管理ツールの一つです。
ビジネスやプライベート、マネジメントなどのテンプレートを使えばひな形を作るのが簡単で、初めての人でも迷わず管理ができます。

チームの目標共有が目標達成までの近道

チーム内で目標共有をし、道のりを明確化することでようやくゴールが見えてきます。
最初はバラバラなチームも、目標共有のプロセスを経てチームワークが見えてくるものです。

目標達成は簡単にかつすぐにできません
本記事で紹介した目標設定方法を試したり、プロジェクト管理ツールを使ったりして、目標達成を現実にしていきましょう。