社内レクリエーションは社員同士が友好関係を深め、一体感をつくるためのきっかけの一つです。
うまく活用できれば、会社の目的を共有でき、売上げや利益の向上といった恩恵にもつながります。
しかし近年、社内レクリエーションに行きたくない、参加したくないと言う方が増加している傾向です。
この記事では、社内レクリエーションになぜ行きたくない人が増えているかを解説するとともに、社内レクリエーションを行うメリットや、具体的な案を紹介していきます。
目次
会社のレクリエーションに行きたくない人が増える理由
なぜ会社のレクリエーションに行きたくない人が増えているのでしょうか。
理由としては
- 休日を会社のために使いたくない
- 費用がかかる
- 苦手な人がいる
などが考えられるでしょう。
確かに平日仕事で疲れており、休めるはずの貴重な休日を会社のために使うことは気が進まないことも理解できます。
また、参加費が会社負担であれば問題ありませんが、各自が交通費なども含め負担しなければならない場合、モチベーションもなかなか上がりません。
せっかく社員同士の親睦を深められる社内レクリエーションですが、参加者が集まらなければ社内レクリエーションを行うメリットが薄れてしまいます。
うまく社内レクリエーションを利用することは企業にとって重要
社内レクリエーションは行きたくない人が増えていますが、活用できれば企業にとってのメリットは非常に大きくなります。
特にここ数年はフレックスタイム制の導入やテレワークの推進など、働き方改革が盛んにおこなわれ、仕事における個人の裁量が向上しました。
しかし、個人が働きやすくなった一方でみんなで協力して頑張ろうと言った企業内での一体感が見られる企業は年々減りつつあります。
また、仕事が終わったあとで上司や同僚と飲みに行くと言った文化も希薄になり、社内でのコミュニケーション不足が大きな課題となりつつあります。
年々高まりつつある若手社員の離職率も企業における大きな課題と言えるのではないでしょうか。
これらの課題を解決する手段として、社内レクリエーションが近年注目を集めています。
社内レクリエーションを活用することで職場のなかにおいて、コミュニケーションの増加が望めたり、他の部署と連携をしやすくなったりといった効果が期待できます。
屋外でおすすめの社内レクリエーションスポーツ
社内レクリエーションの中でも屋外でできるものと屋内でできるものに分かれます。
まずは屋外でできる社内レクリエーションスポーツについてみて行きましょう。
具体的には
- 社内運動会
- フットサル・ソフトボール大会
- マリンスポーツ
などが挙げられます。
社内運動会
特に規模の大きな企業では社内運動会がおすすめです。
大企業では従業員も多く、他の部署や支店の社員とコミュニケーションを取ることが難しいことが課題となっているのではないでしょうか。
毎年決められた時期に運動会を開催することで、異なる部署や遠くにいる支店の社員同士でのコミュニケーションの促進が期待できます。
また、社員の運動不足解消にもなるので、健康の面からも得られる恩恵は大きいです。
フットサル・ソフトボール大会
フットサルやソフトボールといった、全国的にメジャーなスポーツもおすすめです。
特にフットサルやソフトボールは学生時代の部活などの関係からも若手男性社員には受け入れられやすく、チームプレイであることから社員同士のコミュニケーションが期待できます。
マリンスポーツ
マリンスポーツはカヤックだったりダイビングだったりを代表とする、海上や海中で行われる海に特化したウォータースポーツです。
陸からは見られない景色を見たり、普段の仕事では体験できないような世界に踏み入れたりと非日常的な空間を共有することで自然とコミュニケーションも深まります。
オンラインや室内のおすすめ会社レクリエーション
社内レクリエーションとしては屋外で体を動かすような内容が主流ですが、中にはオンラインや室内でできるものもあります。
社員同士が地理的に離れていて直接会えない場合や、天候の関係上屋外でレクリエーションを実行できない場合、屋内でのレクリエーションも検討してみても良いのではないでしょうか。
特に
- 謎解きゲーム
- インサイダーゲーム
はコミュニケーションも捗るのでおすすめです。
謎解きゲーム
謎解きゲームや脱出ゲームはチーム全員が参加し、知恵を出し合いながらゴールを目指すゲームとなっています。
個人の力では決してクリアできず、普段仕事をしている仲間たちとワイワイ楽しく協力しながらゲームを進めていくことで、自然とチームワークが生まれることでしょう。
もちろん、普段は交流がほとんどないような部署や支店の社員とも知り合えるきっかけになります。
難易度の高さやイベントにかける時間もあらかじめ設定できることが多いので安心してプレイできますね。
インサイダーゲーム
インサイダーゲームはグループの中に1人だけいるインサイダー役(内通者)を見つけ出す、正体隠匿系のコミュニケーションゲームになります。
参加者は、会話を進める中でクイズの答えを議論しながらインサイダーを見つける必要があるので推察能力が問われます。
インサイダーゲームは基本的に会話をベースとして進行していくため、屋内に限らずオンラインでの実施も可能です。
似たようなゲームに人狼がありますが、こちらもインサイダーゲーム同様、正体隠匿系ゲームで会話ベースで話が進むため手軽にオンライン実施ができます。
屋外でできるレクリエーションスポーツがおすすめ
社内でできるレクリエーションスポーツについて屋外と屋内でできるものをそれぞれ紹介させていただきました。
そのレクリエーションスポーツの中でも、特に屋外でできるスポーツ系が人気でおすすめです。
屋外でできるレクリエーションスポーツの特徴としては
- アイスブレイクができる
- 参加者が楽しめる
- 目的が共有できる
といった点が挙げられます。
それぞれについても詳しく見てみましょう。
アイスブレイクができる
まずスポーツ系のレクリエーションは比較的スムーズにアイスブレイクできることが強みです。
社員の中には、入社してからあまり日が経っておらず、まわりに打ち解けていない方がいることも考えられます。
会社に入って間もない方が、周りに打ち解けられず緊張してしまっていると、普段の業務でも実力を十分発揮できず、良いパフォーマンスが出せません。
スポーツを通して体を激しく動かし、アイスブレイクできれば次第に仕事への緊張もほぐれ、個人本来が持つ実力も発揮できると言えます。
参加者が楽しめる
スポーツ系のレクリエーションは勝敗がある場合が多く、戦略性も問われるため参加者全員が楽しめます。
特にチーム戦のスポーツでは参加者それぞれに与えられた役割があり、自分の立ち回りをしっかりと把握しておかなければ勝利にたどり着けないでしょう。
あらゆるポジションの参加者がどのようにして勝つか考えたうえで行動に移しつつ、楽しめることもスポーツ系レクリエーションの魅力です。
目的が共有できる
スポーツ系レクリエーションではチーム全体の勝利といった目的があります。
それは仕事でも同じように、企業の全員が一丸となって顧客に向き合い、良い製品を作ったりサービスを提供したりし、売上を伸ばすことといった目的があるはずです。
目的を共有する感覚を掴めることもスポーツ系レクリエーションならではの強みです。
まとめ
今回は社内レクリエーションのメリットや具体的にどのような社内レクリエーションがあるか、具体案をいくつか提案しつつ紹介させていただきました。
中でもスポーツ系レクリエーションは実際に体を動かし、チームで競うものも多いためチームワークが形成されやすくおすすめです。
BSCではマリンスポーツなどを含む屋外での社内レクリエーションも充実しているため、是非参加してみてください。