私たちBSCは、教育旅行受け入れの際に提供している『びわ湖自然体験学習』の売上の一部を、「SDGs達成に向けて取り組む企業・団体」へ寄付するという取り組みを、2022年9月よりスタートさせました。
目次
「ミライ、キフ」とは?
▽参照ページ
2023年上半期の支援先をご紹介!
2023年上半期の支援先様は「大学」の研究や取り組みを中心に選びました!
立命館大学 経済学部 寺脇ゼミ
▷▶「ヨシストロー」を社会に広めて、プラスチックごみ問題を解決する!
…プラスチックごみ問題により、プラスチックストローの廃止の動きがあります。代わりに紙製のストローが注目を集めていますが、すぐにふやふやになって少し飲みにくいですよね…。
強くて丈夫、繰り返し使える、ヨシを刈ることでびわ湖の環境保全につながる…だけど、”作って終わり”では、現状を変えることはできない!?
「人々はヨシストローにいくら払うのか?」を調査して、どのくらい世の中に広められるか、”普及可能性”を探りました。
モノの価値が分かれば、販売ができて、人々が選んで買うことで、どんどん広がります!
東京海洋大学 魚類学研究室
▷▶南極の生き物を研究することで、今後の地球環境を明らかにする!
環境変動で海氷が溶けてしまい、南極の生き物たちの生活に影響しています。
特に”生まれたばかりの魚たちがどのくらい生き残れるか”は、それを食べて生きる生物の数全体にも大きな影響を及ぼします。
南極で生まれたばかりの生き物はどこで暮らしてるの?なにを食べてるの?何に食べられてしまうの?
…調べることで、地球になにが起きていているか分かるようになります。
南極の生き物たちは、北半球や日本にも移動します。地球はつながっているんです。
調査の結果から、私たちが未来のために今何をすべきかが明らかになります!
新潟大学 農学部 作物学研究室
▷▶地球温暖化に負けない米の開発で、将来も変わらず美味しいごはんを!
地球温暖化が進んでいく中で、高温障害(こうおんしょうがい)により米の収穫量が減ったり、品質が悪くなったりと影響がでています。
美味しい米を食べ続けることができなくなるかもしれません。
近年、DNA情報をもとに、どのような特徴を持つ子孫が生まれてくるかを予測できるようになってきました。
私たちは、地球温暖化に強い米の新しい品種の研究開発を進めています!
低価格、高品質を両立した品種 ・暑さに強い品種 を開発して…
みんなが将来も美味しい米を食べ続られるよう頑張ります!
神戸学院大学 現代社会学部 菊川ゼミ
▷▶放置された竹林をうまく使って、私たちの暮らしをより良いものに!
今、竹林が放置されて、その面積はどんどん広がっています。
ヒトが採らなくなったタケノコを食べに野生動物が来ることも…
「竹」は日本人の生活にとって欠かせないモノでしたが、時代の変化とともに厄介者へと変わりつつあります。
竹林を整備をする中で、「竹」を有効活用できないか考えました。
例えば「竹」をチップ状にして… ・家畜のフンと混ぜて肥料に ・家畜のエサの一部として使用 ・竹炭にして土壌改良に使用 など、たくさんのアイデアから様々な活用方法が生まれました。
地域の厄介者になりつつある「竹」を、「地域の宝」に変え、再生可能な地域資源に生まれ変わらせることができます。
かつて共生していた「竹」と人、現代ならではの利用法を見つけ、より良い暮らしに向けて、ありったけ(竹)使いましょう!
滋賀県「滋賀応援寄附」
▷▶美しい琵琶湖を未来へ受け継ぐ!保全活動への応援をお願いします
琵琶湖のごみは、全て滋賀のどこかに捨てられたものです。
すなわち、私たちの「心がけ」を映し出しているといえます。
琵琶湖の環境を「守り」そして「活かす」新たな好循環を生み出し、琵琶湖を愛する人を増やしたい!
さいごに
大学のSDGs達成につながる研究や取り組みは、どれもワクワクするものばかり…!
応援したい寄付先を選ぶと同時に、児童・生徒様の進路選択の際の学びにもつながります。
未来を担う子どもたちの、SDGs達成に向けた具体的なアクションをおこす、はじめの第一歩となれば幸いです♪