【民泊特集】全国で民泊ができるおすすめの地域7選│中学生の修学旅行におすすめな場所をピックアップ

1990年代のグリーンツーリズム農政以降、主として小中学校の児童・生徒農家等の家庭に民泊して農業・農村を体験する教育体験旅行の取り組みが拡大しています。

そもそも民泊って?

「民泊」についての法令上の明確な定義はありませんが、住宅の全部又は一部を活用して、旅行者等に宿泊サービスを提供することを指して、「民泊」ということが一般的です。

日本においては、近年急増する訪日外国人観光客の多様な宿泊ニーズへの対応や、少子高齢化社会を背景に増加している空き家の有効活用といった地域活性化の観点から、いわゆる民泊に対する期待が高まっています。

*引用元:民泊制度ポータルサイト「minpaku」 (mlit.go.jp)

教育旅行における民泊の”良さ”とは?

田舎は澄みきった空があり、満天の星空が見える。

山や森から海に続く豊かな自然がある。

そして、隣近所との信頼関係、家族の絆。

人間関係が希薄な時代に日本人が忘れかけてた「心豊かな田舎の暮らし」がある。

そんな農家や漁家に滞在し、作業を手伝い、家の回りで採れた新鮮な山菜や野菜、あるいは川や海の魚などの地域食材でつくる田舎料理を学び、祖父母の年代とのコミュニケーションが生まれ、家庭の団らんを味わい、生活が全く異なる体験することから、地域の人々の生き様や、命の源の食生産を担う農山漁村の役割を理解し、自らの生活や家庭や生き方を省みる機会となる。

それは心に刻まれるものであり、互いの人生に大きく影響を与える巡り会いであることを願うものです。

*引用元:全国ほんもの体験ネットワーク (honmono-taiken.com)

おすすめの民泊ができる地域7選

本記事では、全国の民泊ができる地域の中から、「タリフル」がおすすめする教育旅行にぴったりの受入地域を7選ご紹介いたします!

山形県│庄内町

庄内町について

庄内町は山形県庄内地方のほぼ中心に位置し、雄大な庄内平野部から霊峰月山の山頂までを有する町です。

「日本一おいしいお米のふるさと」として知られ、先祖から受け継がれてきた米文化・食文化が、豊かな自然の恩恵と共に今も暮らしの中に息づき、温もりのあるおもてなしが魅力的な町です。

教育旅行受入について

民泊家庭が主となり3~4名の生徒を受け入れ、家族の一員として生徒たちの生きる力を育み、たくましく成長するサポートをしています。

各家庭が工夫を凝らした活動体験を提供していることが特長です。

民泊受入人数は最大60名程度と少ないのですが、戸沢村田舎体験塾つのかわの里と連携し140名程度の受入も可能です。ご要望に応えながら、心に残る充実した教育旅行を目指しています。

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参考元:教育旅行 | 山形県庄内町グリーン・ツーリズム推進協議会 (navishonai.jp)

埼玉県│秩父

秩父市について

玉県西部に位置する小さな盆地”ちちぶ”。
山々に囲まれた険しい自然条件から、外界との往来は全て峠路によってなされ、古風で多様、多彩な秩父民俗文化圏が育まれてきました。
今では、都会の人々の桃源郷として、多くの観光客が訪れています。

教育旅行受入について

ちちぶ民泊は、埼玉県の指針に基づいた教育旅行でのホームステイ型民泊です。

食事作りやお茶入れ、犬の散歩や布団敷き、草むしりや野菜の手入れ、収穫等、田舎では普通の行動ですが、現代の子供たちは一度も体験したことがない子が多く、秩父のお父さん、お母さんが指導しながら1 日を共に過ごします。

帰るときには涙を流す生徒も多く、心のふれあいや第二のふるさととしてまた秩父へ戻ってきてくれる交流事業として実施しています。

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参考元:ちちぶ民泊|秩父地域おもてなし観光公社 (chichibu-omotenashi.com)

岐阜県│郡上

郡上市について

郡上市は岐阜県のほぼ中央に位置し、奥美濃の小京都と呼ばれる郡上八幡をはじめとして、地形も文化もそれぞれに異なる7つのエリアの魅力が盛りだくさん。

市の南北にかけて、長良川をはじめとする和良川、石徹白川などの一級河川が24本も流れ、美しく豊かな水に恵まれた清流のまちとしても知られています。

伝統文化が息づく郡上の街は歴史の面影を残しながら四季折々の様々な体験が楽しめます。

教育旅行受入について

子どもたちへ伝えたいことがあります。ここ岐阜県 郡上市にある、暮らしです。

・「水舟」があらわす、清流長良川の源流域に暮らす民としての誇りと責任

・水を大切に使い、川へかえす伝統と技術。

・郡上おどりや白鳥おどりなどの盆踊りでは、大きな輪を何重にも重ねながら、誰でも輪の中に迎え入れて共に楽しむ郡上気質

・春の山菜、夏の鮎、秋のきのこに冬のジビエ

・家のそばの田んぼや畑に、家族で食べるための完熟野菜や安心なお米をつくる農業。

そんな、ひたすら素朴で温かい暮らしと、自然と向き合い楽しむ生き方にふれて欲しい。

きっと、そんな郡上での経験が、子どもたちにどこか懐かしい「明るい未来」を感じさせ
てくれるでしょう。

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参考元:プログラム – 郡上みんぱく | 【TABITABI郡上】 (tabitabigujo.com)

滋賀│日野町

日野町について

日野町は、滋賀県の南東部に位置し、東にそびえる霊峰綿向山(わたむきやま)が地域を見守り、人々を支えてくれています。

SNSの普及などにより、世界中どこにいても、必要とする情報を瞬時に入手できる時代になりました。

そうして得た情報を、いかに心豊かな社会づくりのために活用するか、が今私たちに問われているのではないでしょうか。

自らが主人公となり、日野町の人、自然、生業、日常の暮らしそのものを体験いただき、互いの交流、会話を通じて、自身の成長につなげていただきたいと思います。

(引用*日野町長 堀江和博様のお言葉)

教育旅行受入について

私たちが目指す「農村生活体験・ホームステイ」は、日野町にある豊かな自然、農林商工業、生活文化等の生業、さらには、ここで暮らす人々の本来の姿を知ってもらい、ホストファミリー(受入家庭)の生き様や誇りを、体験者である児童や学生たちに伝える人間教育だと考えています。

ホームステイ先は農家に限らず、非農家や町家・商家もありますが、共通体験を通じた「心の交流」による「精神文化の向上」を最大の目的としています。

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参考元:三方よし!近江日野田舎体験│教育旅行 (omi-hino.jp)

鳥取│倉吉市

倉吉市について

まさに鳥取県のどまんなかにある倉吉市は、鳥取市、米子市、岡山県北部の真庭市を含め、県内どこへでかけるにも恵まれています。

近年では、観光名所「白壁土蔵群・赤瓦」付近の整備、JR倉吉駅の改装など、多くの方を迎え入れるための環境整備も積極的に行っています。

教育旅行受入について

童謡「ふるさと」の作曲家岡野貞一の出身地としても知られる鳥取県。

たわわに実る野菜の香り、土の感触、全国有数の水質を誇る(一級河川として全国4位)天神川の清らかさ。

日本の原風景は初めて訪れる子ども達にとって新しさと懐かしさを合わせ持ち、TVやゲームでは得られない”ほんもの”に触れられる貴重な場所です。

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参考元: 倉吉市体験型教育旅行誘致協議会  (sekigane.com)

徳島│にし阿波

にし阿波地域について

にし阿波・そらの郷は、徳島県西部の美馬市、三好市、東みよし町、つるぎ町の2市2町の広域・官民連携で取り組むエリアです。

そらの郷は、四国の中央に位置する「にし阿波~剣山・吉野川観光圏」(美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町)にあります。

民泊25年の歴史、地域内179軒、同時受入れ人数約600人。

大歩危・祖谷」や「吉野川」に代表される自然、歴史文化、伝説や伝承、さらに独特の食文化、伝統芸能に彩られた全国屈指の観光地域であると共に、素朴で温かみのある古き良き暮らしが今もなお息づいています。

教育旅行受入について

そらの郷の教育民泊家庭は、その多くが山腹の急傾斜地に、張り付くように形成される集落に存在し、特有の文化的景観を形成しています。

傾斜畑にコエグロ、石積み、家屋などが一体となった独特の風景こそが「桃源郷」とも称される日本の原風景です。

「日本一」の厳しさを豊かさに変える暮らしを学びます。

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参考元:にし阿波 体験型教育旅行そらの郷山里物語 (nishi-awa.jp)

沖縄│今帰仁村

今帰仁村について

今帰仁村は沖縄本島北部のやんばるエリアにあり、亜熱帯気候の自然豊かな農村ながら、サンゴが豊富で東シナ海に面した青い海に囲まれています。

村内には世界遺産の『今帰仁城跡』をはじめ、絶景の『古宇利大橋』、人気アイドルグループがCM撮影し有名になった古宇利島の『ハートロック』、ミュージックステーションで中継された『サダバマ』があり、見どころも満載です。

教育旅行受入について

今帰仁村では、一日最大280名まで民泊体験を受け入れることができます。

民泊体験中に美ら海水族館に行くことも可能ですし、村内の業者によるシュノーケルやバナナボートなどのマリン体験、キャンプファイヤー、合同BBQなども可能です。(別途料金)

また、民泊体験内でできるSDGsプログラムを作成しています。

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参考元:一般社団法人今帰仁村観光協会|【公式】ホームページ (nakijinson.jp)

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私も、中学生の時に長崎の壱岐で民泊をしたことを、今でも鮮明に覚えています。

お昼には海でマリンスポーツを思いっきり楽しんだ後、夜ごはんには超特大の船盛を出していただいて・・・

その土地の自然を満喫し、その土地の食材を想い存分味わう・・・

こんな体験なかなかできないので、子どもたちにとって最高の思い出になること間違いなしです・・・!