- 「チームビルディングに効果的な研修はないだろうか」
- 「ゲームを取り入れたいが、どんなものを採用すればいいかわからない」
このように悩んでいる方に向けて、今回はチームビルディングにおすすめしたいゲームを紹介します。
強い組織を作るために、チームビルディングは非常に重要です。
特にゲームを取り入れた研修は、通常の座学講習にはないさまざまなメリットがあります。
本記事を読んでチームビルディングを成功させ、組織力を強化しましょう。
目次
チームビルディングにゲームを取り入れるメリット
ゲームを取り入れたチームビルディングには、以下3つのメリットがあります。
- 緊張を和ませる
- チームワークが向上する
- 面白い研修になる
期待していた効果が得られそうか、開催する前に確認してみましょう。
緊張を和ませる
座学で行うセミナーやプレゼンテーションを披露する研修に比べ、ゲームを採用したチームビルディングは緊張感が緩和されます。
特に参加者の間に上司と部下といった上下関係がある場合に有効です。
上司がいる場で何かに取り組む際、部下はテストのような試されている感覚を覚えてしまいます。
ゲームに取り組むのであれば、勝敗という具体的な目標に対して競ったり、協力したりするので、素直に研修を楽しめるでしょう。
また、緊張感が緩和されると素を出しやすくなります。
普段は見られない上司や部下の一面を知る機会になるでしょう。
チームワークが向上する
授業感覚で受けるセミナーとは違い、ゲームは具体的なゴールに対して全員で協力する意識が生まれやすいです。
個人でワークをこなす、または最後に代表者がプレゼンをする形式だと、適当にやったり、人任せにしたりする人が出てきます。
一方ゲームに勝つことを目標とすると、チームに迷惑をかけてはいけないという考えが無意識のうちに働きます。
チームで連携して何かを成し遂げることで、達成感を得られるのがメリットです。
ゲームは短時間で終わるものが多いので、複数回チーム替えをするのも組織全体のチームワークを高めるのに有効です。
面白い研修になる
ゲームを取り入れると、社員が自然に楽しめる面白い研修を作れます。
セミナー形式の研修だとコミュニケーションが一方向なので、眠くなってしまうことが多々ありますよね。
頭を使うゲームや体を動かすゲームが盛り込まれたチームビルディングなら、遊び感覚で参加できます。
遊び感覚で取り組むことで、お互いのプライベートな一面が見えて親近感もわきやすいです。
より面白い研修を作るために、事前にアンケートをとるなど社員の意見を聞いてみるのをおすすめします。
面白いチームビルディングゲームの事例(屋外)
実際に面白いチームビルディングにはどのようなアイデアがあるでしょうか。
まず屋外でできるゲームとして次の2つを紹介します。
- マリンスポーツ
- ブラインドサッカー
屋外で行うチームビルディングの例をもっとたくさん知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
関連記事:チームビルディングで取り入れたいスポーツ・ゲーム【16選】うれしい効果も解説 !
マリンスポーツ
カヌーやボート、SUPなどのマリンスポーツもチームビルディングに有効です。
カヌーでレースやリレーをしたり、ボートを一緒に漕いだり、チームワークを強められます。
近年研修に導入する企業も増えており、チームビルディングに最適な大注目のアクティビティです。
琵琶湖近くの自然体験施設BSCでは、マリンスポーツを含んだ研修プログラムを提供しています。
アイスブレイクの簡単なゲームから始まり、チーム全員で目標達成を目指す研修です。
日帰り〜1泊2日とカスタマイズできるので、時間がない企業でも実施できます。
ブラインドサッカー
ブラインドサッカーとは、ゴールキーパー以外が全員アイマスクを装着し、音の出るボールを用いてプレーするスポーツです。
プレー経験がない方が多く、通常のサッカーより激しくなりにくいので、スポーツ経験の差や体格差があっても問題ありません。
見えない状態だからこそ、お互いの存在を強く意識しながら行動します。
相手を思いやる気持ちが育つのが特徴です。
また、擬似的に「障がい」を体験するため、真の意味でダイバーシティの意味や重要性を学ぶ機会になります。
感じ方、考え方が違う人がいるように、身体的な面でも多様性を感じられるチームビルディングです。
面白いチームビルディングゲームの事例(オンライン・リモート)
続いてリモートワークを推進している企業のために、オンラインで実施できるチームビルディングゲームも紹介します。
- 謎解きゲーム
- 人狼ゲーム
リモートでも十分楽しめますので、ぜひ参考にしてみてください。
謎解きゲーム
オンラインでプレイする謎解きゲームのチケットを購入して、チームを作って遊んでみましょう。
大人数を相手にリモートでファシリテーションをするのに慣れていない場合は、まずオンライン飲み会などで模擬練習をしておくのをおすすめします。
ネットで販売されている謎解きゲームは1人約1,000円から購入できますが、研修としてプログラムを組む場合の費用は1人1万円程度です。
研修として申し込むと、専用のサポーターがついたり、難易度を調整してくれたり、進行が楽になります。
一度チケットを購入して開催してみて、社員が意欲的だったら研修プログラムに申し込むのはいかがでしょうか。
人狼ゲーム
人狼とは、カードを使って行う推理ゲームです。
本来はカードを使いますが、オンラインでもツールを使えば問題なくできます。
参加者それぞれ「人狼」や「市民」などの役割を与えられ、お互いの役割を推理していくのが主な内容です。
紛れ込んだ人狼を見つけるゲームであり、論理的思考力や対話力などが試されます。
採用選考でも用いられるなど、個人の性格が顕著にプレースタイルに出るのが特徴です。
一般的に普及しているゲームである分、経験者と初心者の実力差が激しいデメリットもあります。
チーム分けを工夫したり、ファシリテーターがうまくサポートに入ったりする気遣いが必要です。
子供向け!面白いチームビルディングゲームの事例
最後に、子供でもできるチームビルディングに使えるゲームを紹介します。
- 私は誰でしょうゲーム
- 伝言ゲーム
大人がやってももちろん楽しめるので、頭を使わずに遊べるゲームを探している方はぜひご覧ください。
私は誰でしょうゲーム
私は誰でしょうゲームは、参加者のプロフィールから誰が書いたものなのか当てるゲームです。
名前や身長、年齢など容易に個人を特定できるものは書いてはいけません。
以下のような親しい友人しか知りえない情報を記入します。
- 好きな食べ物
- 旅行に行きたい場所
- 最近嬉しかったこと
アイスブレイクとして非常に有効なゲームで、チームビルディング研修後もコミュニケーションのきっかけになります。
チーム同士の交流が盛んではない場合、ぜひ取り入れてみてください。
伝言ゲーム
伝言ゲームは誰でも知っているゲームであり、ルールも簡単なので時間が取れない場合におすすめです。
参加者がチームごとに一列に並び、正解を知っているメンバーから次の人に耳打ちしていきます。
ただ口頭で伝えるだけだと難易度が低くなりすぎてしまうので「イヤホンをして口パクで伝える」「絵を描いて伝える」などにするといいでしょう。
間違えれば間違えるほど盛り上がるゲームです。
シンプルですが、相手に伝えることの難しさが学べます。
どのようにすれば伝わるか、自然と相手のことを考える意識が生まれるでしょう。
まとめ
チームビルディングにゲームを取り入れると、緊張がほぐれやすくなったり、ユニークで面白い研修になったりといったメリットがあります。
今回、チームビルディングにおすすめのゲームとして以下6つを紹介しました。
- マリンスポーツ
- ブラインドサッカー
- 謎解きゲーム
- 人狼ゲーム
- 私は誰でしょうゲーム
- 伝言ゲーム
特におすすめなのはチーム全員で非日常を味わえるマリンスポーツです。
自然に囲まれた中でのチームビルディングは、開放感が感じられてリフレッシュ効果があります。
BSCウォータースポーツセンターではチームビルディング研修を実施しています。
琵琶湖でウォータースポーツを楽しんでリラックスしつつ、チームワークを高められる研修を受けてみましょう。