SDGs学習の新たなニーズ?!🔍『カーボンオフセット』とは?👀💭

「カーボンオフセット」とは?

日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずはできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った削減活動に投資すること等により、埋め合わせるという考え方。

※参考先:環境省_カーボン・オフセット (env.go.jp)

教育旅行における「カーボンオフセット」事例

~出発地点から天狗山往復間のバス移動から排出されるCO₂をオフセット~

・・・カーボン・オフセット認証ラベルを取得することで、環境教育の活動フィールドとなる天狗山(北海道小樽市)への来訪者の増加につなげ、地域活性化を図るというもの。「カーボン・オフセット修学旅行」として、修学旅行や宿泊研修などを「環境教育旅行」や「被災地復興支援」の機会にしたいと考える小・中・高校を対象。

※引用先:北海道産J-VERを活用したカーボン・オフセット事例(env.go.jp) 

各旅行会社様の取り組み ※敬称略

1.日本旅行(2022年)

■サービス名: 団体向けオプショナルプラン「Carbon-Zero」
■対象: 企業の社員旅行やインセンティブツアー・学校の修学旅行や研修旅行等の団体旅行
■概要:個人旅行向けに提供していたカーボンオフセットの仕組み「JRセットプランCarbon-Zero」を、団体旅行においてもこの仕組みを利用し、お客様とともにご旅行を通じたSDGsの推進を図り、企業価値の向上に繋げる機会提供を行う。
■参考記事:日本旅行、団体旅行におけるカーボン・オフセットの仕組みを新提案 | (kankokeizai.com)

2.JTB(2021年)

■サービス名:「CO2ゼロ旅行プログラム」
■対象:修学旅行や校外学習などの探究学習を実施する教育機関向け
■概要:「CO2ゼロ旅行(カーボンオフセット旅行)」と学習教材「SDGsワークショップ ~Decade of Action~」のセット商品。教室でのSDGsの「学び」を「行動」に移すためのツールで、旅マエの事前学習で自分ごととしてSDGsを学び、修学旅行の移動などで発生するCO2をグリーン電力の仕組みを利用してオフセットする。
■参考記事:「CO2ゼロ旅行プログラム」発売開始 |株式会社JTBのプレスリリース (prtimes.jp)

3.阪急交通社(2021年)

■対象:企業や団体が実施するMICEや団体旅行など
J-クレジット・プロバイダー登録事業者のカーボンフリーコンサルティングおよび「デジタルグリッドプラットフォーム」を運営するデジタルグリッドと代理店契約を締結。持続可能な社会の実現に向けて、低炭素社会や循環型社会に資する環境保全活動の推進に取組んでいく。
■参考記事:阪急交通社、CO2削減に向け最適なプランを提案 | (ampmedia.jp)

さいごに

私がサステナブルツーリズムについて学ぶ中で見つけたあるキーワード、「カーボンオフセット」

よくよく調べてみると、環境省では2008年2月「我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について」取りまとめていたことから、約10年以上前からこのキーワードは存在していたことを知りました。

しかし、最近のニュースでは、大手旅行会社様がこの「カーボンオフセット」と団体・教育旅行をマッチさせたサービス開始の最新ニュースが多く並んでおり、2022年度以降は新たなニーズとして必須のキーワードになるのでは?と感じております・・・!

引き続きよろしくお願いいたします。