一般社団法人日本建設業連合会×東京書籍株式会社主催、オンライン現場見学『地上150mの超高層ビル建設現場を見てみよう!』が、7月22日に開催されました。
教育旅行においては、感染症対策としてまだまだリアルでの社会見学なども難しい世の中ではありますが、生で見るのと引けを取らない、むしろオンラインだからこそ学べる内容となっておりました。
概要
株式会社三菱地所設計と清水建設株式会社が建設に携わる、高さ156m、地上29階建ての超高層ビル。
JR田町駅近く、山手線の線路のすぐそばで、2023年春の完成を目指して建設が進んでいます。
今回は、そんな超高層ビルの建設現場に潜入をします!
・超高層ビルは、どうやってできるの?
・工事現場では、どんな仕事をする人が、どのくらいの人数、働いているの?
・どんな機械が活躍しているの?
…そんな疑問に、
■清水建設(株)/発注オーナーと設計者の窓口の責任者:糸魚川 様
■清水建設(株)/現場で設計工事をご担当:神山様
の2名の解説付きで、学ぶことができます。
★現在もアーカイブ動画が無料配信されております!
⇒動画はhttps://vimeo.com/733152196で見ることができます。
今回は、教育旅行とどんなつながりがありそうか…
「みのり通信」的目線でチェックしていきたいと思います!
「みのり通信」的、3つの学びポイント!
その1:リアルでは絶対に立ち入ることができない、臨場感あふれる現場の様子が見れる!
■5:13~:現場の生中継が始まります。
…そこでは、清水建設(株)設備担当の本多様という、笑顔の素敵な女性が、工事現場の中野様子や、普段我々が絶対に立ち入ることのできない場所を案内してくださいます。
■10:30~:どういったプロセスで建物ができていくのか?スタジオでの解説。
リアルでは、児童・生徒のみならず誰もが立ち入ることのできない現場の様子を、実際にそこにいるかのような臨場感で見学することができます!まさにバーチャルならではの良さですね✨
その2:そこで働く人の、喜び、そして苦悩…リアルな生の声がきける!
■動画の19:20~:誰もが見たことのある!「タワークレーン」について解説など
■動画の26:40~:「タワークレーン」のオペレーターさんのインタビュー
<建設工事の花形職ともいわれる、建設機械オペレーターのリアルが知れる!>
例えば…
・毎朝縦に30m のはしごを上り、10分ほどかけて操縦席に行く!?
・そのまま上ったきり、降りるのに時間がかかるので、お昼ご飯もお手洗いも、上空で済ます。
・地上にいる職人さんとは、「無線機」でやりとりをしながら仕事を進めていく など
【大変・しんどいこと】
人や建物にぶつけると大きな事故につながる。とても神経を使うので疲れる。
【楽しさ・やりがい】
地上にいる職人さんと、無線機を通しての会話が楽しい。
その3:1つのものを作り上げるのに、多くの人が携わっているということ
■36:17~:視聴者からの質問コーナー:「今回の建設現場での携わる人数は?」
⇒答えはなんと、最大で1500名…!
…職種としては、とびさん/大工さん/鉄筋やさん/鍛冶屋さん/内装業者/外装工事/設備業者…
各専門業者があつまって、1つのものを作り上げる。
子どもたちの目にも、きっとかっこよく映るのでは…と感じました。
まとめ
■56:20~:清水建設(株)/建設所長:向野様のご挨拶 (以下、一部抜粋)
建物作ってほしいというオーナー様の夢を叶えるため、たくさんの人やロボットも含め携わる。
そしてその完成したビルで、また人が働いたり、社会がより良くなっていく。
…とても素敵な言葉でした。
1つの建物を通して、たくさんの職業について知ることができ、そこで実際に働く人のかっこいい姿や、生の声を聴くことができ、とても素晴らしい内容でした!
是非、教育旅行や、キャリア教育の授業などにご活用くださいませ♪
※参考・引用元:EduTown あしたね | あしたねLIVE02 地上150mの超高層ビル建設現場を見てみよう! オンライン現場見学会 | キャリア教育・職業調べ・教育総合サイト エデュタウンあしたね 東京書籍